カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)が日本に出来るのを待ちきれないという人も多いのではないでしょうか?
今回はそんなカジノによって生まれる雇用と、得する職業についてお伝えしていきたいと思います。
カジノディーラー
カジノがニュースで取り上げられる度に耳にすることも多いカジノディーラー。
カジノディーラーはカジノのテーブルゲームにおいてゲームの進行をこなすカジノの花形の職業となります。
今問題になっているのは、日本にカジノが出来た場合にカジノディーラーが不足するだろうということです。
必要な人材が不足している以上収入はどうしても多くなります。
また、ディーラー→フロアパーソン→ピットボス→シフトボス→カジノマネージャーのように昇進していくことも可能です。
詳しくはこちらで解説しています。
カジノ運営スタッフ
ディーラーを表の職業とするならばこちらはカジノの裏方に回る職業になります。
日本にはカジノを運営するノウハウがないため、外国企業が入った形で運営は行われます。
カジノには多くの部署があり、一般的な企業にもある部署に加えて、カジノのマシンのエンジニアやセキュリティのスタッフなど様々です。
こちらの収入は部署や仕事内容によって様々ですが、高い能力を求められることは間違いないでしょう。
コンパニオン
カジノはきらびやかな大人の社交場です。反感を持つ方もいるとは思いますが、接客を担当するコンパニオンはなくてはならない存在になります。多くの人材が必要で、どうしても若い女性がメインとなってしまうので非常に高給が期待できます。
ダンサー等のアーティスト
ラスベガスやシンガポールなど、世界の多くのカジノではゲームに加えてショーやエンターテインメントを楽しむことが出来ます。カジノの雰囲気を作り出すにはこちらもなくてはならない存在です。カジノのvip達にも楽しんでもらえるような高いレベルのコンテンツを提供する必要がありますが、今現在日本で行われている様々なショーとは規模も回数も大きく違うので大きな収入が見込めることは間違いないです。
その他IR施設で働く従業員
カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)ではカジノのほかにも展示場やショッピングモールなど様々な施設が生まれます。
それぞれに多くの雇用が見込めるでしょう。(カジノメインなので今回は割愛させていただきます。)
外国人観光客をターゲットとしたビジネス
カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)の建設は日本の観光産業にとって重大な位置付けにあります。
外国人旅行者が今以上に増えるため、オリンピックも含め今後さらに伸びていくでしょう。
弁護士、金貸し
これはカジノの負の側面ですが、生活を投げ捨ててまでギャンブルにのめりこんでしまう人がいるのは事実です。
日本のカジノでは回数制限や収入の制限を設ける方針で議論がされていますが、完全にこれらの行き過ぎたギャンブルを止めることは不可能だと思われます。
そのため、借金をしたり、返せなくなって弁護士を頼る人は一時的には増えるとは思います。
しかしながらこちらの記事でも解説しているようにパチンコが日本では既に社会問題化しており、借金まみれの人間も数多くいます。
パチンコの規制とカジノの誕生によってパチンコ屋は減っていくと考えられるので、最終的にはこの職業はあまり得をしないかもしれませんね。
プロギャンブラー
日本人でもプロのポーカープレイヤーとして活躍している方は多くいらっしゃいますが、日本にカジノが出来たところで彼らが日本のカジノに魅力を感じるかというと、高いレーキや入場制限などであまり魅力は感じないでしょう。そのためカジノで生計を立てる人間は日本のカジノではかなり限定的だと思います。
外国語講師
IR施設で働く従業員はカジノディーラーを筆頭に外国語の習得を求められることが明らかです。
そのため多くの需要が生まれる事でしょう。
まとめ
マカオはカジノによって失業率は大幅に改善しました。もちろん日本でも多くの雇用が生まれることは間違いないです。
ただ一般の人が雇用の創出を実感するといえばそうでもないと思われます。
そして、個人レベルで恩恵がある職というのはかなり限定的だと感じます。
AIの発達などにより、将来自分の職業が無くなってしまうのではないかという不安がある方も多いと思います。
結局カジノでチャンスをつかもうと思えばカジノディーラーになるのが一番いいと私は思いました!