IR法案の通過に伴って日本にカジノが出来ることを待ちきれない方も多いのではないでしょうか?
そんな中で、カジノというものに敷居の高さを感じてしまったり、何か特別なルールがあってそれを知らずに恥をかいてしまうのでは無いかと不安に感じる方もいらっしゃるかと思います。
ドレスコードやマナーというものはその地域におけるカジノの成り立ちや歴史によって左右される部分が大きいです。
今回はカジノディーラーとして、そしてプレイヤーとしても多くのカジノを巡ってきた経験を生かしてカジノのドレスコードや、マナーについてお伝えしていきたいと思います。
世界共通ドレスコード
カジノでは基本的に、マスク、サングラス、帽子等について世界共通で禁止です。
これは変装を対策するといった観点に加えて、イカサマを防止するといった役割があります。
ポーカーの世界大会などでサングラスを付けたプレイヤーは存在しますが、例外と考えて良いでしょう。
また、基本的にカジノは冷房がこれでもかというくらいに効いています。寒さには注意しておきましょう!
ヨーロッパのカジノのドレスコード
カジノの語源が王侯貴族の別荘を指すCASAから来ているように、ヨーロッパのカジノというものは格式高く感じます。
近年のアジア諸国のような観光資源としてのカジノではなく、違法賭場場の対策や遊びに対する本能の許容という側面が強いため、大衆化された娯楽場としてのカジノの性格はあまりないと言えるでしょう。
そのため、男性はネクタイにジャケット着用、女性はドレスにハイヒールといった細かいドレスコードがある地域も多いです。(モナコ、オーストリア、ドイツなどなど)
タキシードやドレスの貸し出しも場所によってはあります。
ただ、ヨーロッパ全てがそうであるわけでもなく、ラフな格好でも入場可能なカジノも多数あります。
事前に訪れようと思っているカジノの特性を調べておく必要があると言えそうです。
ラスベガスのカジノのドレスコード
かつてはドレスコードが厳しかった時代もあったようですが今はバッチリと決めた方からラフな方まで様々です。
サンダル、ジーンズ、半ズボンも基本的に問題ないです。
むしろ気合を入れまくってバッチリ決めていったのに浮いてしまうなんてことも在りうるのでラフ過ぎない無難な格好を心がけるとよいと思います。
アジアのカジノ
アジアのカジノは大衆化されていてドレスコードは存在しません。
サンダル、ジーンズ、半ズボンはもちろん問題ないです。
基本的にフォーマルな格好の方はいらっしゃらないのでラフな格好で行くことを勧めます。
以上がカジノにおけるドレスコードになります。
時代とともにカジノの敷居は下がり、お堅いルールは近年撤廃されていく傾向にあります。
ただ、ラフに楽しむカジノも良いですが、豪華なカジノの中でしっかりと服装を決めてギャンブルに熱中する。そんな雰囲気もカジノの魅力ではあるので、格式高いカジノに行く機会があればそれを満喫してみてはいかがでしょうか?