ラスベガスのMGMリゾーツ・インターナショナル(MGM resorts international)とはどんな会社なのか?
電話番号等の基本情報から、採用、どんなカジノを展開しているのかなどをまとめました。
IR事業者として大阪や、他の日本の各地域や自治体とは今後どう関わっていくのかなども含めて、お伝えしていきます。
MGMリゾーツ・インターナショナルの基本情報
MGMリゾーツラスベガス本社の情報
会社名 | MGM Resorts International |
住所 | 3600 Las Vegas Boulevard South, Las Vegas, Nevada 89109, USA |
上場 | ニューヨーク証券取引所 |
電話番号 | 866.761.7111 |
創業 | 1986年 |
創業者 | カーク・カーコリアン |
会長&CEO | James J. Murren ( ジェームス J. ムーレン) |
ホテル&リゾート数 | 27 |
ホテル客室総数 | 48000室(うち40900室はラスベガス) |
総売り上げ | 98.1億ドル(2013) |
就業者数 | 77,000人(2018) |
ホームページ | https://www.mgmresorts.co.jp/ |
メールアドレス | [email protected] |
日本MGMリゾーツの基本情報
会社名 | 合同会社 日本MGMリゾーツ |
本社 | 東京都千代田区大手町1-1-1 大手町パークビルディング 6F |
支社 | 大阪府大阪市中央区安土町2-3-13 大阪国際ビルディング 31F |
電話番号 | 非公開 |
代表者 | ジェイソン・P・ハイランド |
上場 | 未上場 |
ホームページ | https://www.mgmresorts.co.jp/ |
https://twitter.com/mgmjapan | |
https://www.facebook.com/MGMJapan |
MGMリゾーツの歴史
1960年代
創業者の大富豪カーク・カーコリアンが、ラスベガスの土地を購入し、ホテル・カジノ業界に参入します。
その数年後には、映画スタジオであるメトロ・ゴールドウィン・メイヤー・スタジオの大株主となります。
このメトロ・ゴールドウィン・メイヤー・スタジオのマークは見たことがあるかも多いのではないでしょうか?
1973年
MGMグランド・ホテル・アンド・カジノをオープンします。
このホテルは現在、バリーズラスベガスとなって、ストリップ通りの中心部で営業を続けています。
1980年
MGMグランド・ホテルズからMGMスタジオが独立し別会社となります。
1986年
現MGMインターナショナル本社が「MGMグランド」としてカリフォルニア州のビバリーヒルズに設立されます。
1992年
翌年にオープンを控えた「MGMグランド・ラスベガス」のために、本社がビバリーヒルズからラスベガスへと移転します。
1993年
世界最大のカジノホテル、「MGMグランド・ラスベガス」がオープンします。
当時は、スティーブ・ウィンの作ったミラージュに追随して、テーマ型のカジノホテルが次々とオープンしており、このMGMグランドラスベガスもオズの魔法使いの世界がテーマでした。
1999年
プリマドンナ・リゾーツと合併したことで、ホテル・アンド・カジノ ニューヨーク-ニューヨークの運営をするようになります。
ニューヨークにあるわけではなく、ラスベガスのカジノホテルです。
この頃のラスベガスでは、たくさんあったカジノ運営企業の合併吸収が盛んに行われ、ここからこの手法によってMGMはより勢力を拡大していくようになります。
また、MGMグランド・デトロイトの仮施設がデトロイトのダウンタウンにオープンしました。
2000年
MGMグランドがミラージュ・リゾーツ(創業者:スティーブ・ウィン)と合併しミラージュ、べラージオ、トレジャーアイランド、ボーリバージュの計4つのリゾート施設の運営をするようになります。
これを機に社名もMGM ミラージュへと変更されました。
2005年
マンダレイ・リゾート・グループを買収しました。
これにより、マンダレイ・ベイ、ザ・ホテル・アット・マンダレイ・ベイ、モンテカルロ、エクスカリバー、サーカス・サーカス・ラスベガス、サーカス・サーカス・リノ、ルクソール、ゴールド・ストライク・チュニカ、ゴールド・ストライク・ジーン、レイルロードパスなどの、合計10のカジノホテルの運営権を手にします。
2006年
大きな被害をもたらしたハリケーン、カトリーナの影響で営業できなくなっていたボーリバージュが一年ぶりに営業を再開します。
また、ザ・シグネチャー・アット・MGMグランドがラスベガスにオープンしました。
2007年
これまでアメリカ本土、ラスベガスにほとんどの経営資源を集中させていたMGMですが、海外進出の第一号として、中国にMGMグランド・マカオがオープンします。
また、仮オープンであったMGMグランド・デトロイトがデトロイトのダウンタウンに正式にオープンしました。
2008年
現在のMGMリゾーツ・インターナショナルの会長兼CEOのジェームズ・J・ムーレンがMGMミラージュの会長兼CEOになります。
2010年
社名がMGMミラージュから、MGMリゾーツ・インターナショナルへと変更されます。
2014年
日本のIR解禁を見越して日本MGMリゾーツを設立。
2018年
マカオにMGMコタイがオープン。
MGMリゾーツの運営するカジノホテル、リゾート一覧
ラスベガスのMGMが運営するカジノホテル、リゾート
・マンダレイ・ベイ(Mandalay Bay Hotel and Casino)
・パークMGMラスベガス(Park MGM Las Vegas)、旧モンテカルロ(Monte Carlo Resort and Casino)
・ニューヨーク・ニューヨーク(New York-New York Hotel & Casino)
・エクスカリバー(Excalibur Hotel & Casino)
・サーカス・サーカス(Circus Circus Las Vegas)
・アリア・ラスベガス(Aria Resort and Casino )
・シティセンター(City Center)
・モバイル・アリーナ(T-Mobile Arena)
・レイルロードパス(Rail Road Pass)
アメリカのその他の州でMGMが運営するカジノホテル&リゾート
・MGMグランド・デトロイト(MGM Grand Detroit)
・MGMナショナルハーバー(MGM National Harbor)
・サーカス・サーカス・リノ(Circus Circus Reno)
・ゴールド・ストライク・ジーン(Gold Strike Jean)
・ゴールド・ストライク・チュニカ(Gold Strike Tunica)
・ボーリバージュ・ビロクシ(Beau Rivage Biloxi)
マカオ(中華人民共和国特別行政区)でMGMが運営するカジノホテル&リゾート
・MGMグランド・マカオ(MGM Grand Macau)
・MGMコタイ(MGM Cotai)
中華人民共和国
MGMグランド・三亜(MGM Grand Sanya)※カジノ無
MGMと日本の関係
MGMリゾーツは、日本に会社を2014年に設立しており、大阪府のIR事業者としても早くから名乗りを挙げています。
度々ニュースでも話題になっており、聞いたことのある方も多いでしょう。
現在(2018年8月24日)、大阪府のカジノ誘致に名乗りを挙げていることを公に公言しているのは、MGMリゾーツと、メルコクラウンの二社が挙げられます。
今後業者が増える可能性は勿論高いですが、事業者としての規模や歴史を考えると、MGMリゾーツが大阪府のIR事業者として進出する可能性は非常に高いと思います。
MGMの採用情報
現在、日本での公の採用活動は行っておりません。