バカラは、PLAYER,BANKERのどちらが勝つのかを予想するゲームです。
しかし、ただ何も考えず予想するだけではバカラは攻略できません。
勝つためには罫線をしっかり読み説いて、理論的なベットを心がけることが大切です。
今回はそんなバカラの罫線の読み方について、現役のカジノディーラーがお伝えします。
バカラの罫線とは?

バカラのテーブル
どこのカジノへ行ってもバカラの台はあり、必ずディーラーの横にはモニターが付いています。
このモニターには、単純にBANKER、PLAYERのどちらが勝ったということがわかりやすく表示されていて、その下に小さな表がたくさん並んでいます。
これらは、次にどちらが勝つのかを予想するためのツールとして扱われています。
これが罫線です。
罫線には様々な種類があります。
罫線を読めるようになったからと言って、勝てるとは限りませんし、オカルトのようなものですが、実際にカジノでバカラをプレイする醍醐味の一つです。
今回はその中でも最もわかりやすく、愛好家も多い大路について解説します。
バカラの罫線その1:大路
大路のルール
大路の発音は、ダイロ、ダァルーなど。
英語では「Bankcard」、「Big Road」、「Baccarat Trends」、 「Baccarat Ruled Line」などと呼ばれます。
これは一番大きく表示されているものです。
欧米では、BANKERは青、PLAYERは赤で表現されています。
アジアなどではBANKERは赤、PLAYERは青で表現されることも多いです。
大路はこの色の丸を、勝った順に左上から記録するだけです。
カジノによっては、勝った数字も同時に入力されます。
入力のルールは、同じものが連勝した場合はそのまま下に続け、違うものが勝った場合は右へ移ります。
TIE(引き分け)の場合は「/」もしくは緑色の丸が表示され、下に続く形となります。
PAIR(ペア)だった場合は、勝敗の入力に加えて、その勝敗の丸の隅にPAIRとなった色の小さな丸が入力されます。
ものすごいシンプルな罫線ですが、実は大路だけを参考に賭ける人がほとんどです。
大路を攻略するために、いくつか例をご紹介します。
パターン1
赤はPLAYER、青はBANKERです。
この時、次に来るのはどちらでしょう?
大路で並べると、何らかの規則性を持って動いているように感じます。
一般的なパターンとして、この時は多くの人が次に来るのは赤のPLAYERと予想します。
パターン2
今回のパターンも規則性を大路から読み取ることが出来ます。
交互にPLAYERとBANKERが出ている状態で、直前のゲームではPLAYERが出現しました。
そうすると、今回のパターンでは次に来るのはBANKERだと予想します。
ちなみに、今回のような交互の状態は「テレコ」と呼ばれます。
パターン3
今回はどちらもある程度続くような形になっています。
きれいな規則性を持っているわけではありませんが、この場合は流れに乗っておけばある程度は続くだろうと考えるのが自然です。
よってこの場面では、直前に2回BANKERが続いて、これからも続きそうだと考え、次に来るのはBANKERだと考えるのが自然です。
パターン4
今回は、大路の罫線がきれいに並んでいるように感じます。
どうやら、PLAYERが一度出現した後、BANKERは2度続く規則性を持って動いているようです。
この状態は「ニコイチ」と呼ばれます。
この時は直前にPLAYERが来ており、規則に従うと、次はBANKERだろうと予想することが自然です。
もちろん今回は2-1-2-1-という規則性でしたが、3-1-3-1-というような形になることもあります。
パターン5
今回のパターンは、階段のような形を罫線が描いています。
PLAYERとBANKERが連続する回数が、一定の規則で減少していっているとも考えることが出来ます。
この場合、前回のBANKERが三回続いたので、今回のPLAYERは2度は続くだろうと考えることが出来ます。
そのため、PAYERを予想するのが自然な選択となります。
まとめ
今回お伝えした大路は、罫線の基本中の基本です。
まずはこれを見てプレイするだけでも、何も考えずにバカラをプレイするよりも楽しむことが出来ると思います。
もちろん理論上はオカルトですが、そもそもカジノのゲームは負けるようにできているのです。
罫線でなんとかバカラを攻略し、確率の壁を越えて勝利を掴みましょう!