大阪府・市が実施した統合型リゾート(IR)の事業者公募で、応募したのがMGMインターナショナルを中心とするグループのみだったことについて松井一郎大阪市長がコメント。
「我々の足元を見て上から高飛車に出てくるようなら、MGMさんと組めないという判断をして、再公募する可能性もある。」
と、強気の姿勢を明らかにしました。
経緯
当初からIR誘致に積極体だった大阪府には、国内外から多数の事業者が参入に意欲を示していました。
しかし、公募直前には3社まで絞られ、最終的にMGMを中心とするグループのみの応募となってしまいました。
大阪府・市の目論見としては、事業者によるアピール合戦による競争を期待していたものの、そうはいかなかったようです。
松井知事の今回の発言は、そうした状況に危機感を感じ、事業者に対して県政を行ったものと言えるでしょう。