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大手IR事業者のウィン・リゾーツ(米)は11日、日本型IRの参入へ向けて横浜市内に事務所を開設する方針を明かしました。

ウィン・リゾーツは、ラスベガスのウォルトディズニーとも呼ばれたティーブ・ウィン氏が創業したアメリカのIR事業者です。

ラスベガスやマカオなど、世界各地でIR、カジノなどを運営しています。

日本が実現を目指す統合型リゾート(IR)への参入についても以前から関心を寄せていて、大阪府を始めとした複数の地域を検討していました。

今回、横浜市が先日IR誘致を正式に表明したことを受け、ウィンリゾーツは横浜市への一本化を決断し、事務所開設に至りました。

横浜市ではこのほかにもいくつかの事業者が参入を検討しています。

事業者の名前は以下の通りです。(順不同)

  • ウィン・リゾーツ(米)
  • ラスベガス・サンズ(米)
  • メルコリゾーツ・エンターテインメント(香港)
  • ギャラクシー・エンターテインメント(香港)
  • ゲンティン・シンガポール(シンガポール)
  • セガサミー(日本)

ちなみにウィン・リゾーツは、創業者のスティーブ・ウィン氏が昨年スキャンダルで退陣したこともありました。

日本への参入においてはさして障害にはならないかと思いますが、カリスマを失ったダメージは大きいのではないでしょうか。