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東京都の統合型リゾート(IR)の誘致はいつになるのでしょうか?

カジノがいつ誕生するのか気になる方も多いかと思いますが、まずは誘致からです。

今回は、そんな東京都が誘致を発表する時期について報道があったので、解説していきたいと思います。

カジノ誘致の発表はいつ?

IR誘致については大阪府・市などは早くから誘致を明言していて、これまでに

  • 横浜市
  • 大阪府・市
  • 和歌山県
  • 長崎県・佐世保市

らが誘致を発表して来ました。

これに対し、東京都の小池都知事はIRについて

「メリット、デメリットの両面があり、総合的に検討する」

と、これまで誘致の是非については慎重な姿勢を取ってきました。

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東京都の小池都知事

確かにIRやカジノにはメリット、デメリットが存在します。

しかし、東京都としてはオリンピック後の観光資源の目玉としてIRに頼らざるを得ないという事情もあるようです。

そのため、今年8月に誘致を発表した横浜市同様に、東京都のIR誘致は既定路線になっています。

また、既に多くのIR事業者は東京都を視野に入れた実地調査を行っています。

そのため、あとは東京都が誘致を発表するタイミングということになりますが、ここで問題になって来るのがカジノ誘致反対派の存在

IR及び付随するカジノ施設に対する反対運動は根強いものがあり、横浜市では大規模な反対運動が展開されています。

また、メディアの論調もどちらかと言うと反対色が強く、政治家としては迂闊にこの問題に首を突っ込んでしまうのは避けるべきでしょう。

そんな中で13日、都選挙管理委員会は来年度の東京都知事選7月5日投開票と正式に発表しました。

この選挙に現職の小池知事が出馬する方向であることは周知の事実です。

小池知事としては、IR誘致の意向を発表することでせっかくの支持票を失ってしまう可能性があります。

それを避けるためにもIRの誘致発表は都知事選以降が有力ということですね!

ただ、発表が遅くなるほど、実施方針の策定、その後事業者の選定というプロセスに割ける時間が短くなってしまうのは事実。

ただでさえ、当初予定されていたよりもIRの実現までのスケジュールが遅れてしまっているのですから、都知事選が終わり次第速やかに発表してもらいたいというのが事業者やと職員らの本音でしょう。

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選挙で勝つためにIR誘致の発表は都知事選後と予想!遅れる度にIRの実現が遠のいていきます…

東京都にカジノはいつできる?

では、東京都が誘致を決断し、IRのライセンスを付与された場合開業はいつになるのでしょうか?

数年前はオリンピックが終わった後すぐ開業!という声も多かったのですが、現実はそうもいきません。

昨年成立したIR実施法で大方のスケジュールは設定され、IRが開業するまでの流れが明らかになりました。

まずは今の時点(2019年11月)でのケジュールについておさらいしましょう。

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誘致を発表した自治体はまず、自治体ごとに「実施方針の策定・公表」を行います。

その後、「IR事業者の選定・公募」を行い、事業者の選定へと移ります。

事業者の選定が完了したら、自治体と事業者は共同で区域整備計画の申請を行い、政府から区域認定を受けた時点でやっと開業が決まります。

ここまでが2021年頃までという予想です。

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まとめると、2021年頃までにカジノがどこに出来るのか、どんな事業者が行うのかが決定するということです。

ですから、その後建設工事を行うとなると、どうしても開業まで時間はかかってしまいます。

実際に熱心にIR誘致活動を行ってきた大阪府・市ですら2024年度までの全面開業は難しいと考えています。

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そのため、東京都にIR、そしてカジノが誕生するのは早くても、2025年頃ではないでしょうか?

東京オリンピックからは時間が空いてしまうものの、経済の起爆剤となることを期待しています。