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政府は来年1月に発足する「カジノ管理委員会」初代委員長に元福岡高等検察庁検事長を起用するなどした人事案を国会に提出しました。

カジノのプロによるニュース解説

「カジノ管理委員会」とは、誘致を目指す統合型リゾート(IR)におけるカジノの運営を統括する機関です。

委員長と4人の委員で構成されています。

「カジノ管理委員会」は具体的に、

1、カジノの運営を申請した事業者の審査

2、免許を与えられた事業者の事業運営の監視

などを行います。

財務調査のほか、反社会勢力の排除ギャンブル依存症対策など分野は幅広く、今後IRが実現し、カジノが誕生するうえで非常な重要な機関です。

そのため、人事については特に清廉潔白な人物が求められており、注目されていました。

そんな中で今回「カジノ管理委員会」の初代委員長に推薦されたのは、元福岡高等検察庁検事長の北村道夫氏(67)。

仙台高検・福岡高検などの検事長などを歴任したのち、防衛省の防衛監察監としても活躍してきました。

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「カジノ管理委員会」の初代委員長に十分な実績であり、元検事というのは求められる人物像とも合致していると評判も上々のようです。

また、「カジノ管理委員会」を構成する4人の委員については、

  • 元国税庁名古屋国税局長の氏兼裕之氏
  • 精神科医師の渡路子氏
  • 慶應義塾大学大学院特任教授の遠藤典子氏
  • 元警視総監の樋口建史氏

が、選出されています。

「カジノ管理委員会」の発足は来年1月7日です。

そのため、政府はこれらの人事案について速やかに国会の承認を得たい考えですが、果たしてどうなるか。

カジノに関することについて、野党勢力の猛烈な反発は避けらないと見られています。

スケジュールに遅れが出る度に将来IRの開業が遅くなってしまうため、スムーズな進行を期待したいです。