香港の投資グループ「オシドリ・インターナショナル・ホールディングス」が、長崎県・佐世保市が誘致を目指す統合型リゾート(IR)について、県が実施しているIRのコンセプト案募集(RFC)に応じることが分かりました。
カジノのプロによるニュースの解説
長崎県と、佐世保市は共同でハウステンボスでのIR実現を目指しています。
今回のオシドリ・インターナショナル・ホールディングス(Oshidori International Holdings)とは香港の投資グループです。
漢字では
威華達控股有限公司
と書きます。
オシドリインターナショナルは以前から長崎でのIR参入に高い関心を示しており、これまでにも長崎県でイベントを行うなど積極的な活動を行ってきました。
4000億円規模での投資を行うと宣言しており、海洋水族館やモノレールの建設など具体的なプランも既に発表しています。

オシドリインターナショナルが公開したコンセプト図
長崎県は今回のIRコンセプト案の募集(RFP)を10月1日から始めており、これまでに
- カジノオーストリアインターナショナル
- カレント
の2社が応募を発表して来ました。
ケリー・ヤム最高経営責任者(CEO)は今回の発表に際し、長崎での開発について、
「先進技術を活用し、世界に類を見ないスマートシティーをつくりたい。再生医療の施設整備も考えている」
とコメント。また、既に発表している4000億円規模の投資については
「多額の投資をする価値が長崎のIRにはある」
と長崎のポテンシャルを評価しました。