テレビ神奈川(tvk)の取材によると、横浜市が募集している統合型リゾート(IR)のコンセプト案(RFC)に、IR事業者6社が応募していることが明らかになりました。
ニュースの解説
神奈川県横浜市は8月に林市長がIRの誘致を決断した自治体です。
そして10月16日、「IRの実現に向けた民間事業者からのコンセプト提案募集」(RFC)を公表しました。
参考までに、RFCとは、
Request for Concept
の頭文字を略したもの。
「日本型IRの実現」 「開発事業」「関連産業」の3カテゴリーについて募集され、「日本型IRの実現」に今回6社が応募しました。
また、このカテゴリーについては海外でのIR運営実績が求められているということです。
6社の内訳は、
- ラスベガス・サンズ(米)
ラスベガス、マカオ、シンガポールなどでIRを運営する業界最大手。
- ウィン・リゾーツ(米)
ラスベガス、マカオなどでIRを運営。創業者がスティーブウィン。
- ギャラクシーエンターテインメント(香港)
主にマカオでIRを運営。
- メルコリゾーツ&エンターテインメント(香港)
マカオを始めとして世界各地でIRを運営。
- ゲンティン・シンガポール(シンガポール)
シンガポールのリゾートワールドセントーサを運営。
- セガサミー(日本)
パラダイスシティ(韓国)を運営。ゲーミングマシンの開発なども。
6社とも11月7日に発表された【第1回[横浜]統合型リゾート産業展】への出展を行う予定です。
そのため、横浜市は今後この6社のうちいずれか、と手を組んで政府の区域認定を目指すこととなるでしょう。