5月8日、オリックスは決算説明会を開催しました。
オリックスはカジノを含む統合型リゾート(IR)への参入を目指し、3月にMGMリゾーツ(米ラスベガス)とコンソーシアムを形成。
注目が集まっていました。
グループCEOの井上亮氏は、IR(カジノを含む統合型リゾート)への参入について
「オリックスは、IRについて、大阪府市に集中」
と、同社の強みを生かすことが出来る大阪地域での参入について意欲を示しました。
MGMとのコンソーシアムについては、
「MGM Resorts、大阪企業群と2019年後半以降の大阪府市の事業者選定に向かう」 「現在、MGM Resortsや大阪企業とは、LOI(Letter of Intent)ベースで合意」
と、MGMや地元企業らとの関係性についてアピール。 ※LOIとは:LOIとは、最終契約の締結にいたる前の協議の途中で締結される、いくつかの基本的な事項について定めたもの。
また、実際の入札の中で障害となる他企業の動き等については、
「大阪での競合相手は、サンズ、ゲンティンなど4-5社であろう」
と、具体的な競合相手についても言及。
なお、これまで大阪IRへの参入を表明していたメルコリゾーツは先日の決算説明会で、オリックスとMGMの動きを受けて大阪以外の地域への参入を検討していると発表。
各IR企業の駆け引きも今後は激しくなっていきそうです。