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先日の知事、市長のW選を終えて、2025年の大阪万博、2024年の開業を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)に向けた動きが活発になって来ました。

先日の知事選で見事当選を果たした大阪維新の会の吉村洋文知事は16日、大阪市の田中清剛副市長を副知事に起用する方針であることを明らかにしました。

大阪府によると市の幹部が副知事になるのは初めてのことで、大抜擢となります。

指名された田中氏は、京都大卒業後、1975年から大阪市で勤務。

これまで土木部長や建設局長などを務め、2012年から現在の副市長を務めていました。

吉村知事は田中氏について、「府市一体の戦略、改革を強化する。大阪全体の成長戦略を府がリードして進めるのにふさわしい人材だ」とコメント。

大阪府は今夏までにもIRを開発していくパートナーとなる事業者を選定する見通しで、2024年の開業を見据えたタイトなスケジュールが今後予想されています。

そのため、スムーズな誘致活動へと向けた体制の強化の一環として今回の人事は行われたと見られています。