20190319.png

長崎県は18日、2019年度の人事異動について発表し、県と佐世保市で誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)の専門部署である「IR推進室」を課へと格上げしたことが分かりました。

19年度が人口減対策の指針となる「県まち・ひと・しごと創生総合戦略」の最終年度にあたることから、現行と同じ体制で4月から切れ目なく施策に取り組むため、大きな組織再編は見送り、異動総数は18年度に比べて100人少ない1237人となりました。

このうち、IR推進課に当たる部署は11人から15人へと職員を増加。

19年度は誘致活動がピークを迎えるとみられており、人員のバックアップ体制を整えた模様です。

中村知事は記者会見で、「19年度はこれまで以上に具体的な成果が求められている。年度当初から総合力を注げるよう、課・室の改正や班の新設を最小限にとどめた」とコメントしました。