5日、カジノを含む統合型リゾート(IR)について議論する、日経統合型リゾートセミナーin北海道(日経新聞社主催)が札幌市内のホテルで開催されました。
海外IR事業者を含む多くの関係者が集まる中、自民党の石破茂元幹事長が講演し、国民の理解を促進するためにIRという名称を見直すべきだと訴えました。
石破氏は、
「『カジノ』と言うと印象が良くない」としたうえで、
「『IR』だと分からないし、『統合リゾート』だと本質から離れる。ネーミングを考える余地がある」と指摘。
また、北海道におけるIRについて
「北海道は無限の可能性を持っている。もう一度、地方創生という原点に立ち返り、北海道から新しい日本の姿を開いてほしい」と期待感を示しました。
その後、専門家によるパネルディスカッションが行われたほか、海外でIRを運営している事業者5社がそれぞれ実績などをアピールしました。