県内の開業医ら約2300人で組織する県保険医協会は27日付で、カジノを含む統合型リゾート(IR)に反対する理事会声明を出し、川勝平太知事と県議会各会派に声明文を提出しました。
「地域にギャンブル依存症を生み出すカジノ構想は看過できない」としています。
静岡県では1月から日本平(清水区)へのカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致が進んでおり、誘致をする際は清水港で縁のあるゲンティングループ(マレーシア)が最有力です。
同声明ではカジノを
カジノは言うまでもなく賭博場である。これは、何の富も産み出さない、無益な貨幣の移転にすぎないマネーゲームであり、個人金融資産の喪失(胴元への移転)を是とするギャンブルである。
と表現しており、根強いIRへの反対感情が明らかとなった形です。