大阪市は14日、2019年度当初予算案を発表し、25年の大阪・関西万博の会場建設費の一部1億3600万円を初めて計上したほか、万博やカジノを含む統合型リゾート(IR)の予定地「夢洲(ゆめしま)」(此花区)の整備費として、57億7300万円が計上されたことがわかりました。
万博の会場建設費は全体で1250億円を見込んでおり、国、大阪府・市、経済界で3等分するため、市の負担分は6分の1の約208億円です。
初年度の19年度は、1億3600万円を運営組織の日本国際博覧会協会に支出、会場建設に関する基本計画や交通アクセスの検討に活用します。
また、万博後の跡地利用の調査費として800万円を盛り込みました。