宮城県は5日、2019年度一般会計当初予算案を発表し、カジノを含む統合型リゾート(IR)の導入による効果や影響等についての調査費用として新たに500万円を追加したことが分かりました。
海外でのIR導入事例などを調査し、IRを誘致した場合の経済効果や地域社会の治安へ与える影響などを調査していきます。
県富県宮城推進室の担当者は今回の件について「客観的なデータの収集、分析が目的だ」と説明し、誘致を前提としたものではないとしています。
また、宮城県の村井嘉浩知事は
「全くの白紙。非常に慎重に考えなければならない。可否の判断の前に、可能性があるか、ないかを調べる」とコメントしました。