兵庫県警須磨署は16日、ギャンブル等を目的として自治会費などを騙し取ったとして、元警察官の男(35)を詐欺や横領の疑いで追送検しました。
容疑は、兵庫県警の宿舎にて、当時会計担当だった妻を騙し、自治会費口座から2回にわたって437万円を自身の口座に振り込ませた疑いです。
自治会費は、設備の修繕などを目的に集められていたものでした。
同署によると、男は、県警の女性警察官の元夫で、当時は同宿舎で暮らし、17年4~9月には自治会長を務めていたといいます。
男はこれまでに起訴済みのものも含めると、計4件800万円の被害をもたらしていることもわかりました。
男は着服した金の使い道について、「大半をネットカジノにつぎこんだ」と供述しています。
ネットカジノはそもそも違法ですが、合法的なギャンブルであったとしても、くれぐれものめりこみすぎには注意しましょう。