2018年12月28日のカジノニュースをお伝えします。
【大阪】シンガポールのIR事業者、松井知事を訪問
ニュースの概要
大阪府・大阪市が誘致を目指すIR(カジノを含む統合型リゾート)に関し27日、シンガポールのIR事業者「ゲンティン・シンガポール」のタン・ヒーテック社長らが松井知事を表敬訪問しました。
参入へ意欲を見せるIR事業者の中では最多の訪問回数を誇っており、、今回が6回目となります。
今回の訪問に際しタン社長は、
「私たちの会社をIRの候補にして頂ければ、世界一象徴的でチャーミングなIRになるでしょう」とコメントしました。
松井知事・吉村市長へのIR事業者の訪問は相次いでいて、これまでに延べ10社が27回訪れています。
大阪府は年明けから事業者選定に入り、19年夏には事業者を最終決定し、政府による最大3か所の区域認定に臨みたい考えです。
今後も各社による熾烈なアピール合戦が続くと思われます。。
ゲンティン・シンガポールについて
ゲンティン・シンガポールは、ゲンティングループの傘下の一社です。
ゲンティングループでは、遊園地とカジノリゾートが一体となったマレーシア最大の高原リゾート「ゲンティンハイランド」を運営しています。
ゲンティン・シンガポール社は、シンガポールのセントーサ島にて、「リゾート・ワールド・セントーサ」を運営しています。
「リゾート・ワールド・セントーサ」は、2010年にマリーナベイサンズと共に開業した比較的新しいIRで、日本でも馴染みのある遊園地「ユニバーサル・スタジオ」が一体となっていることで有名です。
ゲンティン・シンガポール社は、「リゾート・ワールド・セントーサ」で得たノウハウをもとに日本進出を検討しており、特に大阪へ強い関心を寄せていると見られています。
また、日本支社もすでに開設済みで、東京・横浜・大阪にそれぞれ支社を構えています。