2018年12月18日のカジノニュースをお伝えします。
金正恩氏、カジノ事業の撤退を指示。中国からの圧力か
北朝鮮の金正恩国務委員長が、国内で計画されていたのカジノ事業に関して、すべて撤回するように指示していたと、17日自由アジア放送(RFA)の放送が報じた。
北朝鮮のカジノ事業に対して否定的な中国政府が、中国企業による対北投資を問題視していることを受け、北朝鮮がカジノ計画を放棄したと見られている。
同件に詳しいある消息筋は
「投資誘致のため、先ごろ中国に進出した北朝鮮の核心貿易企業の幹部が『元首が、カジノ事業をすべて片づける方針を党と内閣に下した』と話した」とし、
「北朝鮮がカジノ事業計画をすべて放棄したようだ」と明かした。
北朝鮮側としては、積極的な対北投資を促したいだけに、中国の顔色を窺った形となる。
カジノは北朝鮮の貴重な外貨獲得手段として知られており、今回の決断は苦肉の策だったと言えるだろう。