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2018年11月22日のカジノニュースをお伝えします。

【北海道】苫小牧を優先候補地へ。道の素案の中で

IR(カジノを含む統合型リゾート)誘致を目指す北海道で、26日に道議会に出される予定のIRについての「基本的な考え方」素案の内容が21日、判明した。

その中で、道内の誘致を目指す苫小牧市、釧路市、留寿都村の3つの中で「苫小牧市を優先候補地とすることが妥当」と明記されていることが分かった。

根強い反対意見もあるIR誘致だが、ギャンブル依存症等の問題に関しては「ギャンブル依存症対策などの社会的影響を最小化することで、北海道観光の発展に貢献する可能性がある」とし、前向きな方向性と考えて良さそうだ。

IR誘致は都道府県が国に申請し、最大三か所の区域認定が2021年をめどに行われる。

そのため、道内で誘致を目指す市区町村を1つに絞る必要がある。

苫小牧市は新千歳空港からのアクセスの良さや、道の試算で年間売上高が1562億円、年間税収効果も234億円と候補地の中で最大の経済効果も期待できることから、最有力候補とされてきた。

先月行われた有識者懇談会でも苫小牧優勢となっている。

先月からは苫小牧市に事務所を構える海外IR事業者も現れ、今後も増加する見込みだ。

北海道の高橋はるみ知事は現時点で態度を明らかにしていないものの、まず間違いなく北海道の誘致予定地は苫小牧と考えても良いだろう。