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2018年11月6日のカジノニュースをお伝えします。

オーストリアのカジノ事業者、日本のIRへ参入を表明

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オーストラリアの大手カジノ事業者、カジノ・オーストリア・インターナショナル(CAI)は5日、在京オーストリア大使館にて日本のIR市場へ参入することを正式に発表した。

7月にIR整備法が成立したことを受け、本格的に検討を始めた模様だ。

CAIは、親会社であるカジノオーストリアAGが1934年にオーストリア政府により設立された後、1976年に世界進出を目的として創業。

現在はグループ全体で35カ国・215のカジノや娯楽施設の運営に携わっている。

具体的な候補地については明言を避けたものの、クリストフ・ツールッカ・ブルタ最高経営責任者(CEO)は会見で

「日本は大きな市場になると見込まれている。大都市ではなく、地方で、中小規模のIRにしたい」

と述べた。

また、CAIが国有企業であることもあり、オーストリア大首相・経済産業大臣からのメッセージが公開され、クルツ首相からは

「オーストリアの企業であるCAIがとりわけ政治的に良好な関係にある日本へ事業参入することを嬉しく思う」

シュラムベェック大臣からは

「2019年は日本とオーストリアが緊密な外交関係を結んでから150年を迎える年であり、そのような年に、CAIが日本に事業参入することを大変嬉しく思う」

とコメントがされた。

日本支社であるCAIジャパン株式会社の代表取締役には林 明男氏が就任し、医療モールを併設したIR施設の構想なども発表された。

7月のIR整備法が成立以降、日本では海外IR事業者の進出が相次いでおり、今後もさらなる事業者の進出が予想されている。