架空の外貨両替サービスを顧客に提案し、現金をだまし取った罪に問われている、JTB子会社の元社員の男の初公判が17日開かれた。
田村泰暢被告(49)はおととし3月、群馬県前橋市の会社役員の男性(58)に、必ずもうかると架空の外貨両替サービスを提案し、現金1000万円をだまし取った罪に問われている。
初公判で田村被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
50人以上からおよそ24億円を騙し取ったとみられており、3億6000万円は韓国のカジノで使用されたと指摘されている。
裁判の傍聴に訪れた被害者男性は、被告がカジノで散在していたことについて、
「はらわたが煮えくり返りますね」
とコメントした。