2018年10月10日のカジノニュースをお伝えします。
横浜商工会議所、県にIR誘致の支援を要請
横浜商工会議所の上野孝会頭は9日、神奈川県の黒岩祐治知事と面会し、まちづくりの強化や中小企業対策、そしてIR(カジノを含む統合型リゾート)誘致への支援などを訴える要望書を提出した。
IRについては、経済活性化の起爆剤になりうる存在として期待されており、民間では誘致を望む声が大きいのが事実だ。
しかし、黒岩知事はIRについて言及せず、
「要望書が指摘したSDGs(持続可能な開発目標)の推進などは県と気持ちが一緒」とコメントするにとどまっている。
また、横浜市の林市長もIR実施法案成立後は、誘致について一貫して白紙を主張している。
誘致をする場合のIR建設候補地となっている山下ふ頭の土地取得の問題もあり、神奈川県ではIR誘致について先の見えない失望感が広がっているようだ。
大阪、統合型リゾート(IR)セミナーを開催
大阪府は、平成30年度「知る、分かる、考える、統合型リゾート(IR)セミナー」の第5回~8回まで開催する。
日時はそれぞれ、11月9,21日、12月14,26日で、100名が定員、参加費は無料だ。
各回とも大阪IR関係者を招いての講演が予定されている。
夢洲へのIR誘致を目指す大阪府、大阪市にとって最も大きな問題となるのは、住民の理解だ。
セミナーを通してIRへの理解を深めると共に、カジノやギャンブルのみが先行的に報道されている現状を変えたい狙いがある。
申し込みは在住者で無くとも可能。
申込期限はそれぞれ決まっているので、興味があればチェックしてみると良いだろう。