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2018年8月29日のカジノニュースをお伝えします。

パチンコホール売上高は51か月連続で減少

経済産業省大臣官房調査統計グループが17日、「特定サービス産業動態統計調査」の6月分確定値を公表しました。

これによると、パチンコホールの売上高は、対前年同月比で51カ月連続の減少で、前年同月比でマイナス2.3%となりました。

一般的に繁忙期と呼ばれる8月などを控えていることから、設置台数や従業員数は増加に転じたものの、売上高の減少傾向は続いており、下げ止まる気配はなさそうです。

パチンコホール自体の数も減少傾向が続いており、過去最低の値になっています。

パチンコホール以外でも、対個人サービスの娯楽産業は、遊園地・テーマパークを除いて軒並み売り上げは減少傾向にあり、利用者の減少に歯止めがかからない状況となっています。

また、遊園地、テーマパークについては、団体入場者数が落ち込んだものの、一般入場者数及び客単価の上昇によって、5ヵ月連続の伸びを達成しています。

あくまで6月のデータのため、今後発表されるであろう7,8月のデータがどう出てくるのかが最も重要な情報になります。

一般的には繁忙期に当たる7,8月ですが猛暑の影響で落ち込んだ可能性もあるとみられていて、パチンコホールがどこまで落ち込むのか、遊園地テーマパークは勢いを維持できるのかに注目が集まります。

メルコ(melco)、2018年上半期は大幅な増益

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カジノやリゾート事業などを世界中で展開するメルコ・インターナショナル(melco international)は、2018年の上半期の財務報告書を香港証券取引所に提出し、109.4%利益が増加したと発表しました。

同社はマカオとフィリピンでカジノリゾートを運営しており、今年初めにCity of Dreams Macauに11億ドル規模のホテルタワー、Morpheusを建設したことなどが要因であると分析しています。

また、今年はキプロスに新しいカジノをオープンさせており、勢いは止まりません。

melcoは、日本のIR進出にも意欲的な姿勢を見せており、特に大阪府については完成図の案も発表するなど今後の動きにも注目が集まります。