2018年8月6日のカジノニュースをお伝えします。
ユニバーサル岡田元会長が香港の警察に逮捕される!
カジノ実施法案が成立した矢先ですが、衝撃的なニュースが飛び込んできました。
内容は、香港の汚職捜査機関によってユニバーサルの元会長、岡田和生氏(75)が逮捕されたというもの。
複数の賄賂に関する容疑だそうです。
既にユニバーサル社の会長は退任している岡田氏ですが、ユニバーサル社の親会社であるオカダホールディングスの大株主である岡田氏の影響力はいまだに強いものがあります。
そのため、既に釈放されているもののユニバーサル社の株価は一時10%安となり、終値は5.6%安の3490円となりました。 参考:yahoo ファイナンス
ユニバーサルエンターテインメントはフィリピンでオカダマニラというカジノリゾートを運営していることもあり、日本のカジノを含む統合型リゾート(IR)に一枚噛むだろうという声もありましたが、一歩遅れを取った形になります。
また、ユニバーサルエンターテインメントは、米国でカジノ関連機器製造のライセンスの審査中ですが、カジノ規制当局によって経営者や株主に不適格なものが存在する場合、審査が通過できなかったり、ライセンスを失効する恐れがあるということです。
米国のカジノ関連機器製造のライセンスを取ることが出来なければ、日本のカジノに機器を卸すことも難しくなってしまうため、今回の岡田元会長の逮捕は想像以上に尾を引く予感がします。