2018年8月1日のカジノニュースをお伝えしたい思います。
目次
長崎県、IR誘致へ向けて「KPMGあずさ」支援業者に決定
7月31日、長崎県は「長崎IR区域整備の実施方針検討・作成等業務委託プロポーザル結果」を発表しました。
3社によって争われた入札を制したのは「KPMG FASあずさIR推進共同企業体」(代表構成員)株式会社 KPMG FAS (構成員)有限責任 あずさ監査法人
今回の入札の結果、「KPMGあずさ」と長崎県は、2021年前後に発表される最初の3か所のIR区域認定が受けられるように協力して誘致活動を行っていくことになります。
NBA、MGMリゾーツと提携
7月31日、NBA(アメリカプロバスケットボールリーグ)がアメリカの大手カジノIR企業であるMGMリゾーツと提携することが発表されました。
MGMリゾーツは、大阪のカジノIR事業に高い関心を示している企業で、ラスベガスサンズ(マリーナベイサンズなどを運営)とともに日本のIR事業者に認定される可能性が極めて高いと言われています。
今回の提携の内容は、NBAのネーミングをカジノ側が使用できるというもの。
アメリカでは今年5月にスポーツ賭博が解禁されたことを受けて市場が伸びており、今後スポーツ界とカジノの結びつきはより深いものになっていくと思われます。
カジノとの提携が発表されたのは、MLB、NFL、NHL、NBAの北米四大プロスポーツ界の中で初めてで、他のスポーツの今後の動向についても目が離せません。
なお、日本には現在totoなどのスポーツ賭博はありますが、世間の印象や段階的な問題から、カジノが出来たとしても海外のようなスポーツ賭博が解禁されることはないでしょう。
モルガン・スタンレー、日本のカジノはマカオのカジノの利益を5%奪うと予想
モーガン・スタンレーが、日本にカジノが出来た場合、マカオのカジノのゲーミングにおける利益を5%奪う形になると予想しました。
マカオのカジノ事業者は今後、日本及びカジノ解禁が噂される中国の海南島との競合と、2020~2022年の間にある、マカオ政府によるカジノ事業者ライセンスの更新が大きな問題になります。
日本ではカジノは2024年~25年に出来ると言われており、2025年の第1波の訪問者により70億~200億米ドル(約7800億円~2兆2200億円)の利益が生み出されるだろうとモルガンスタンレーは分析しました。
レポートの中では日本のパチンコ業界が2017年に350億米ドル(約3兆9000億円)の利益を出し、マカオのカジノ業界の総利益である330億米ドル(約3兆6600億円)を超えていることについても、潜在性の高さを評価しています。
バドミントン賭博事件の桃田選手、世界選手権で勝利!
裏カジノに出入りしていたことが発覚し、無期限の出場停止処分から復帰した桃田賢斗選手(23)が世界選手権で1082日ぶりの勝利を収めました。
今年1月から日本代表へ復帰し、現在世界ランク7位の桃田選手ですが、今回の勝利を受け、世界選手権制覇に向けて「自信はなくはない」とコメント。
今後の活躍に期待していきたいと思います。