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カジノ運営の大手、シーザーズパレス(米)は29日、日本の統合型リゾート(IR)への参入へ向けた動きを中止すると発表しました。

これまで日本へのアプローチを積極的に行ってきており、「日本人にとっての誇りの象徴となるようなIRを作りたい」としていただけに、急な決断だったと言えるでしょう。

シーザーズは買収騒動などを経て、現在運営体制の改革を行っており、日本進出よりも内部の体制強化にリソースを割いていきたい考えです。

シーザーズのトニー・ロディオCEOは、今回の決断について「(日本政府などが)今年後半に行われる可能性のある、プロセスの前進に向けた重要な意思決定へのセンシティビティを受けたもの」とコメントしています。