大阪府・市が誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)への誘致について、参入を表明しているメルコリゾーツ&エンターテインメントのローレンス・ホー会長が時事通信のインタビューに応じました。
ローレンスホー氏は、アジアのカジノ王とまで言われたスタンレー・ホー氏の息子。
日本進出については、「地域社会と協力し、日本ならではの魅力を生かした最高のリゾートを造りたい」とコメント。
また、「日本は各地域に観光客を魅了する独自の文化と魅力がある。ラスベガスを複製するようなやり方は日本への侮辱だ」
として、改めて日本ならではのIRを作っていくことへのこだわりを見せました。
そして、カジノの誕生で懸念されるギャンブル依存症の問題については、
「妥当な懸念であり、払拭(ふっしょく)に取り組まなければいけない」
として、最新鋭の顔認証システムなどを用いた入場制限などに取り組んでいく方針を明らかにして、地域や住民の理解を得ていく考えを示しました。