大阪府・市は誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)について、今秋にも事業者の選定を開始し、来年春に事業者を最終決定する方針であることが分かりました。
当初は今夏にも事業者を決定する方針でしたが、先延ばしとなった形になります。
明日24日に事業者向けの募集要項を公表し、事業者を募ります。
人工島「夢洲」への誘致が既定路線で、開発にはすでに複数の事業者が名乗りを挙げています。
先日は、MGMリゾーツインターナショナル(ラスベガス)がオリックスと共同でIRの入札に臨む意志を公表しており、このほかメルコリゾーツや、ラスベガスサンズなどが候補として挙げられています。
IRは2025年の万博前、2024年の開業を目指しており、ハードなスケジュールでの準備が予想されます。
決定した事業者は、政府への申請を自治体と共同で行い、最大3か所の区域認定を目指します。
吉村洋文府知事は4月、報道各社のインタビューで「万博の隣でIRが開業していれば、相乗効果が間違いなく生まれる」とコメントしました。