北海道知事選は、与党系候補の鈴木直道氏の当選で幕を閉じました。
選挙後、鈴木知事は争点にもなっていたカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致についても言及。
これまで選挙戦で訴えてきたことと同様、
「経済的なプラスの面とギャンブル依存症などのマイナスの面を考え、総合的に道民目線で判断する」
「道庁内の情報はもちろん、誘致を推進している方々や、地域での説明会の状況を把握したうえで、道議会での議論も踏まえて判断したい」
と、あくまで慎重な姿勢を貫きました。
ただ、「いたずらに判断を先延ばしするつもりはない」とコメントし、今後の誘致活動の妨げにならないよう、迅速な決断をする方針を明らかにしました。
北海道では苫小牧市が有力な誘致候補地として名乗りを挙げていますが、市単体でのIR誘致の申請が出来ないこともあり、誘致の是非は北海道次第といった所。
高橋はるみ前知事はIRについて明言をこれまで避けていただけに、近い将来でのIR誘致の実現に期待が集まっています。
尚、統一地方選の後半戦(21日投開票)では苫小牧市議選が予定されており、こちらの結果もIRの誘致には響いてきそうです。