国内外で幅広い事業を手掛けるオリックスが22日、MGMリゾーツインターナショナルと提携し、カジノを含む統合型リゾート(IR)への参入することを明らかにしました。
MGMリゾーツと提携して大阪のIR事業への進出を目指すこととなります。
IRとは、integrated resortの略で、カジノの他展示場やエンターテインメント施設、ホテルや映画館など様々な施設が複合した施設。
このうち、カジノ部分については世界各地でカジノホテルを展開するノウハウを持ったMGMが担当し、その他のIRを構成する要素はオリックスを含む企業共同体が担当する予定です。
オリックスによると、同社とMGM社は2018年末の時点で覚書を交わしており、今後は関西の大手企業数十社と出資について検討していくということです。
国内企業で参入を表明するのは初のことで、オリックスの井上亮社長兼最高経営責任者(CEO)は、大阪での事業について「MGMと組みながら考えている」と述べ、国内の大手企業では初めてIR事業への参入に意欲を示しました。