米カジノ大手ウィン・リゾーツは5日、日本でのカジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業への参入を目指して東京に拠点を開設すると発表しました。
日本法人社長のクリス・ゴードン氏は記者会見を開き
「東京、横浜、大阪など大都市での事業を考えている」と、コメント。
地方ではなく都市部でのIR事業の展開に意欲を示しました。
また、同氏は参入が実現すれば日本での建設費などを含む投資額が80億ドル(約8960億円)以上、年間運営費が9億4千万~14億ドル(約1052億~約1568億円)、11,000~16,700人の雇用を見込んでいることも明かし、
「世界で最大規模のIR施設になるだろう」
と、完成後のビジョンについても述べ、改めて日本進出への意気込みを語りました。
ウィンリゾーツ社は、アメリカネバダ州ラスベガスに本社を置き、ラスベガスやマカオなど3か所でカジノを営業する企業。
創業者のスティーブ・ウィン氏が昨年女性スキャンダルで失脚し合事で知られています。