カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を目指す大阪市の吉村市長は、誘致候補地となっている此花区の人工島「夢洲」に、クルーズ船が発着できる客船ターミナルを設ける計画を明らかにしました。
ターミナルは、IRの用地に隣接した夢洲の北側に設置される見込みです。
関西国際空港や神戸港だけでなく、西日本や海外と結ぶ海の玄関口に位置づけます。
ターミナル用地は幅1350メートル、奥行き100メートル。16万トン級の豪華客船の接岸が可能です。
25年には国際博覧会(大阪・関西万博)の夢洲開催も決まり、回路の開拓により延伸する地下鉄中央線やシャトルバスの混雑・渋滞の緩和も期待されています。
吉村市長はこれについて
「夢洲を中心とした海上交通インフラを作りたい」 「(整備手法、費用について、)IR事業者と共同でできるか、詳細を練る」
とコメントしました。
規模等の詳細はこれからだが、万博、IR予定地の夢洲の北側に客船拠点をつくる。関空、神戸と直行だ。美術、美しい島がある瀬戸内とも繋げたい。淀川等の河川も使って、大阪市内中心部、京都方面とも繋げたい。夢洲は海に囲まれた島。川も多い水都大阪。その強みをフル活用だ。https://t.co/7QULINBAJT
— 吉村洋文(大阪市長) (@hiroyoshimura) February 3, 2019