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2018年12月17日のカジノニュースをお伝えします。

【大阪】大林組、「大阪万博・IR室」を新設。

ゼネコン大手の大林組は、17日付で「大阪万博・IR室」を新設したと発表した。

2025大阪万博決定を受け、今年5月に立ち上げたプロジェクトチームを改編し、人員も9人から24人体制に拡充した。

2025大阪万博及びIRの誘致候補地となっている夢洲での建設需要に応えていくことが狙い。

大林組以外では、竹中工務店は「万博推進室」と「夢洲MICE/IR推進室」を、鹿島建設が「夢洲まちづくり開発推進チーム」を7月に設置している。

【長崎】ハウステンボス澤田社長、IRに慎重な姿勢

ハウステンボスの澤田社長が3日に行われた決算会見で、長崎県と佐世保市が誘致を目指すIR(カジノを含む統合型リゾート)誘致について言及。

地域経済活性化の切り札と期待されているIRについて、

「IRは慎重にやらないといけない。何千億円もの投資が必要。リターンが取れるのか」

「よほど差別化したものを造らないと、競争に負けてしまう。県と市には協力はする」とコメントした。

澤田社長はハウステンボスにおけるIR構想が持ち上がった当初、IRを運営していくことに意欲的だったが、現在では投資規模などを考慮して主体的な運営については否定的だと言われている。

今回の発言は、盛り上がる行政や民間企業とは別に、そんなハウステンボス側の消極的な姿勢を如実に表したともいえるだろう。