2018年11月8日のカジノニュースをお伝えします。
【和歌山】和歌山知事選が本日告示。IR誘致が争点。
任期満了に伴う和歌山知事選が、本日告示された。
事前に予想されていた通り、4選を目指す現職の仁坂吉伸氏(68)=無所属、自民・国民民主・公明・社民の各党県組織推薦=と、市民オンブズマンわかやま事務局長で新人の畑中正好氏(66)=無所属、共産党推薦=が立候補し、一騎打ちの様相となる。
前回の知事選も同様の一騎打ちで仁坂氏に軍配が上がっただけに、今回の選挙は両陣営とも総力戦となりそうだ。
今回の選挙では、県内へのIR(カジノを含む統合型リゾート)誘致が大きな争点になると見られており、仁坂氏は誘致推進、対する畑中氏は断固反対という両極端な姿勢を取っている。
仁坂現知事率いる和歌山県はこれまで、IRに関するシンポジウムの開催や海外IR事業者に関する調査なども行ってきた。
先日の政府によるIR誘致に関する調査でも、誘致に関して「申請を行う予定」と回答している。
これに対し畑中氏は
「カジノを止められる最後の選挙。カジノをつくらない県政を実現したい」
と訴える。
沖縄県では、IR誘致反対派のデニー玉城氏が先日の知事選で勝ったことにより、事実上IR誘致の計画は無くなってしまった。
和歌山も同様に計画が頓挫してしまうことも考えられる。
そのため、県内のみならず誘致を検討する他自治体、そして海外IR事業者にとっても重要な選挙となりそうだ。
和歌山知事選の投開票は25日。