【北海道】有識者会議では苫小牧が優勢との見解
17日、北海道はIR(カジノを含む頭語型リゾート)の誘致について議論す有識者会議が開かれた。
その中で、道内で誘致に関心を持つ苫小牧市・釧路市・留寿村の3市区町村のうち、苫小牧市が最有力候補になるという見解を示した。
8月の有識者会議での議論も踏まえ、IR運営に参入を希望する複数の民間事業者の関心や、施設の具体的な規模、新千歳空港からのアクセスなども考慮されての結果。
その他に、カジノ建設に伴って大きな問題となるギャンブル依存症の問題についても議論され、生体認証による入場管理や、見回りスタッフの配置などの具体案が挙げられた。
有識者会議では、次回の会合で一定の報告を取りまとめる予定。
北海道はまだIR誘致をすると完全に決定してはいないものの、国内外からも注目が集まり、誘致は既定路線だと見られている。
年内をめどに候補地を決定し、その後事業者の選定、そして2021年ごろに予定される国からの区域認定を目指していくというのが今後の流れだ。
候補地が決まらないことには、他の候補地に後れを取ってしまうことは必至であり、早急な決断が望まれる。