2018年10月15日のカジノニュースをお伝えします。
大阪府・市、IR事業者の選定を第三者委員会へ委託
IR(カジノを含む統合型リゾート)誘致を目指す大阪府と大阪市は、IR事業者の選定を、有識者らで構成する第三者の「選考委員会」に委託する方針を固めた。
知事や市長らが選定に関与しないことによって、選定の公平性を保つことが目的。
「選考委員会」では、IR事業者が提示した投資額や施設、規模などの評価のほかに、住民の不安要素であるギャンブル依存症についての具体的な対策なども選定の基準になるようだ。
7月に成立したIR実施法によると、IR事業者は国ではなく各自治体が選定すると定められている。
自治体は規模や治安対策などを盛り込んだ「区域整備計画」を事業者と共同策定し、国に申請する。
現在、国は都道府県や政令市を対象にIRについての意向調査を行っており、誘致に乗り出す自治体による誘致レースが今後は予想されている。
IR事業者側からの賄賂や暴力団などの反社会的勢力の影響を排除するため、選考委員の氏名や人数、採点基準などは非公表とすることも検討されている。
大阪は人工島夢洲へのIR誘致を決めており、2019年にIR事業者を公募、2024年末までにIR開業というスケジュールを目指している。
まずは事業者の選定が大きな課題であり、大阪IR誘致を決定づけるためにも、公平に選んでもらえればと思う。
橋本氏、大王製紙事件の井川氏とネット番組で対談
10月4日放送のAbemaTV「橋本徹の即リプ」に、大王製紙事件で一世を風靡した井川意高氏が出演。
井川氏は大王製紙会長だった2011年、会社の金をマカオのカジノで使用する目的で私的流用したことが発覚、逮捕されていた人物。
カジノでの負け額はトータルで106億円と言われていたが、番組内ですべて完済していることを告白。
また、日本で盛り上がるIR(カジノを含む統合型リゾート)の建設に関して橋本氏と議論を交わした。
井川氏はギャンブルに関する持論を展開し、
「入場料6000円というのも最悪だ。何千万円も張るような人は別にして、パチンコに行っているような人がカジノに行ったら6000円負けた状態で始める感覚になるっているから。結局、ギャンブルをやらない人の話。あれは童貞がAVの台本作ろうとしているようなもの」
などと、依存症経験者ならではのトークで場を盛り上げた。