2018年8月31日のカジノニュースをお伝えします。

北海道、有識者懇談会の第2回を開催

30日、札幌市で、第2回カジノを含む統合型リゾート(IR)についての有識者懇談会が行われました。

北海道は、苫小牧市への誘致を基本方針としていて、苫小牧でのIR構想については出席委員7人のうち6人から質問が出るなど、IRに対する高い関心を示す結果となりました。

用地や投資額についての質問など肯定的で建設的な質問も多い中で、中には依存症についての懸念を唱えるものもおり、IRについては一筋縄ではいかないだろうということがより浮き彫りになりました。

用地については、候補地を現在民間企業が所有しており、IR誘致が実現した場合は公有地とする方向で話は進んでいるとのことです。

そのほかに、釧路市、留寿都村に関しての話題もありましたが、会議のほとんどは苫小牧市の議題となっており、おそらく北海道は苫小牧で決定だろうというのが大筋の見方でしょう。

来春の佐世保市長選、現職の朝長氏が立候補を表明

29日、長崎県佐世保市の朝長市長は地元紙に対し、2019年4月に予定されている佐世保市長選挙に立候補する意思を伝えました。

現在3期目の朝長氏は、次の選挙で当選すると4期目になります。

2019年以降、自身が先頭になって進めてきたIR誘致が大詰めを迎えることもあり、最後までやり遂げたいというのが立候補の理由だそうです。

佐世保市は、行政と、ハウステンボスをはじめとした民間事業者が一体となって誘致を目指しており、有力な候補地となっています。

今のところ、朝長氏以外の候補に動きはないようです。